8月28日(日)、「第45回埼玉県スポーツ少年団剣道交流大会」が戸田市スポーツセンターにて開催されました。当日はあいにくの雨、しかし少し涼しくなったせいか熱中症の心配もなく万全の体調で戦いに臨むことができました。本大会は埼玉県の東西南北各ブロックから勝ち抜いて集まった選手たちの戦いです。
結果は小学3・4年生女子の部で準優勝。小学5・6年生女子の部では一回戦を突破したものの二回戦で惜敗。高校・一般男子の部は予選3人制リーグで惜敗。中学生女子団体戦の部は、予選リーグ4チーム中2位でリーグ突破はかないませんでした。
山剣では常に勝ち負けの結果以上にどう戦うことができたのか、どう戦いに向けての準備をしたのかに重きを置いています。今回は結果以上に評価すべき点があったと考えています。
小学生の個人戦は3・4年生の部、5・6年生の部ともに山剣の持ち味である真っ直ぐな面を打つことができました。中学生団体は予選より格段に良くなった試合でした。良くなった点はチームとしての気持ちのつながりができたこと。少しチームとしての形ができたのかなとも思いますが、正直なところ技術的にはほぼ変わっていません。剣道は気持ちが勝敗を大きく左右する武道。前後の試合の流れやチームメンバーの試合に臨んだ気持ちを汲み取るとできることが広がります。
全体の課題としては先をかけた試合ができなかったこと。本試合で結果を出せた試合は先をかけた試合でした。どうしても気持ちが守りに入る、相手への恐怖心が優ってしまう、そうなると先をかける試合運びが難しくなります。これは大人でも難しいので簡単にできるものではありませんが、今後の稽古ではこれを課題に頑張っていきましょう!
Youtubeに中学生団体の試合を掲載しました。